Good friends , good books and a sleepy conscience: this is the ideal life.
―――Mark Twain
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(掲載サイト:Empyrean 鷹野遙様) 長編 完結
吸血鬼を狩ることを生業としているローザ。
だが、一人の吸血鬼との出会いが彼女の人生を狂わせていく――。
元々ヴァンパイア物は大好物なのですが、中でもこの作品は独特の優雅さ・陰鬱さを感じさせる上質なダークファンタジーだと思います。
人間と吸血鬼、光と闇。
それそのものに善悪はなく、けれど決して相容れぬ世界です。けれど、だからこそ強く惹かれるのかもしれません。
ローザは戦う女性ですが、男性的かというとそうではなくて、ちゃんと女性らしさも当たり前のように持っている人です。作品の雰囲気がそれを更に際立たせるんですが、どこか上品で凛としていて、芯の強い女性。
容姿云々ではなく、読んでいて「綺麗な人だな」と私は感じました。
ヴォルフラムも素敵なキャラクターですね。
一見すれば、孤独を秘めながらも傲岸に闇の世界に君臨する、ある意味ありきたりなキャラクター性ともいえるのですが、それだけで終わらない。その王道的なキャラクター性をヴォルフラム自身が己のものとして内包し、確固たる自我へと確立しているような。作者さまの腕なのだなぁと思います。
吸血鬼を狩ることを生業としているローザ。
だが、一人の吸血鬼との出会いが彼女の人生を狂わせていく――。
元々ヴァンパイア物は大好物なのですが、中でもこの作品は独特の優雅さ・陰鬱さを感じさせる上質なダークファンタジーだと思います。
人間と吸血鬼、光と闇。
それそのものに善悪はなく、けれど決して相容れぬ世界です。けれど、だからこそ強く惹かれるのかもしれません。
ローザは戦う女性ですが、男性的かというとそうではなくて、ちゃんと女性らしさも当たり前のように持っている人です。作品の雰囲気がそれを更に際立たせるんですが、どこか上品で凛としていて、芯の強い女性。
容姿云々ではなく、読んでいて「綺麗な人だな」と私は感じました。
ヴォルフラムも素敵なキャラクターですね。
一見すれば、孤独を秘めながらも傲岸に闇の世界に君臨する、ある意味ありきたりなキャラクター性ともいえるのですが、それだけで終わらない。その王道的なキャラクター性をヴォルフラム自身が己のものとして内包し、確固たる自我へと確立しているような。作者さまの腕なのだなぁと思います。
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