Good friends , good books and a sleepy conscience: this is the ideal life.
―――Mark Twain
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(掲載サイト:sevendays? なりや様) 中編 完結
「冬季限定で付き合おう」
流されるつもりも、もちろん好きになんてなるつもりもなかった。
冬季限定というタイムリミットの中で否応なく募っていく恋のお話。
主人公の女性、叡子さんはとても真面目でしっかりとした堅実な女性です。
彼女の、有坂によってかき乱される生活への苛立ちだとか、同じようにかき乱される心から生まれる恋への戸惑い、そしてそれをセーブしようと懸命になる姿がとても印象的です。
さりげない描写ながら生活感の感じられるエピソードひとつひとつがリアルでもある。
叡子さんが自分のことを、春になれば溶けてしまう冬季限定のチョコレートに例えたのが面白いな、と思いました。
冬の間と、そして迎えてしまった春、二つの季節にまたがって展開されていくのですが、有坂の真意や二人の結末がどうなるのか、非常にそわそわしながら読み進めていましたね。
叡子さんのような女性、とっても好きなのです。
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