Good friends , good books and a sleepy conscience: this is the ideal life.
―――Mark Twain
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(掲載サイト:死海の林檎 たかしょう様) 各話完結シリーズ 長編 連載中
マノンの街でお針子をしている孤児の少女、シシィ。
奇妙な疫病の噂で浮き立つ中、不思議な客人を一晩家に泊めてしまったことから、彼女は疫病を恐れた街のお偉方によって森へ置き去りにされてしまい――。
主人公は若干11歳の少女、彼女はとある事情によって美しく冷酷と噂されるマノン領主の庇護を受けることとなるのですが、その二人のどう頑張っても噛み合わないほのぼのとした会話が面白い。
11歳にして「何事も諦めが肝心」などと自分に言い聞かせてしまうシシィの苦労がしのばれます(苦笑)
我が道をゆくマノン領主のアマデウスが、まるで子どもが飼い犬を構うようにシシィを可愛がる姿も微笑ましいですが、実際自分がシシィのような扱いをされたら、なんて考えると相当に居心地悪いでしょうねぇ。少しずつそれに慣らされていってしまうシシィがちょっと哀れにも感じますが、シシィとの交流によってアマデウスに現れる小さな変化も楽しみの一つかと。
アマデウスははっきり言ってロリコン疑惑一歩手前のような気もしますが、彼は彼で邪な下心とも無縁な人なので、その分シシィとの関係は時に子ども同士がおままごとをしているような微笑ましさを感じさせるのかもしれません。うーん、でも今後どうなるかは不明なのかな。
もはや日常の光景となった餌付けシーンがお気に入りです。
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