Good friends , good books and a sleepy conscience: this is the ideal life.
―――Mark Twain
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(掲載サイト:RED KIDNEY SOUP Tara様) 長編 完結
のっぺりとした日本人顔にありがちな髪型、コンプレックスは太めの下半身。
そんなどこにでもいるような平凡な少女・佐藤千夏子の、高校時代から23歳までを追いかける青春ラブストーリー。
安定感のある爽やかな作品だと思いました。
千夏子を初めとした登場するキャラクターたちがとても現実的で、少女漫画などに出てくるような、いわゆる高嶺の花のような夢のある人間ではない。悪く言えば現実臭さともいうべき人間味を持っていて、そこがとても魅力的でした。
例えば、女性キャラクターたちは恋愛に関して、一見醜くも感じられる女の小細工・戦いを繰り広げたりもするのですが、そこが非常にリアルで現実味があり、かといってむやみやたらと読者が反感を抱いてしまうような嫌味な描き方ではない。
話の主軸ともなる千夏子の恋愛についても、とても等身大で、非常に共感しやすい作品だとも思います。
高校時代を思い返しながら、または現在の自分に照らし合わせながら、どきどきしつつも時に「ああ、こういうことある!」なんて頷きながら読んでいました(笑)
読後感としてはすっきりとしていますし、ある意味新鮮味も味わえると思います。
作中に登場する脇キャラクターを主役としたスピンオフ作品も掲載されています。
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