Good friends , good books and a sleepy conscience: this is the ideal life.
―――Mark Twain
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(掲載サイト:BrainScratch 篠原京介様) 長編 完結 ※閉鎖されました
芸大に通う蔵人彩子の元に、ある夜二人の訪問者が。
彼らに連れ去られた先は不毛の大地が広がる魔界、訪問者たちは彩子を「次期魔王候補」と呼び――。
ゴシックホラーな雰囲気漂うファンタジーです。
魔王候補として選出された彩子ですが、魔界において「人間の女が魔王になるなど認めてはならない」という不文律…というより、憎悪に近い、まさにあってはならない出来事。そんな状況で、彩子は元の世界へ帰るために魔王となるべく奮闘するのですが…。
彩子は、主人公としてはちょっと珍しいタイプの女性です。
超個人主義者、自分に関わりのない事象には何ら興味を抱かず、正義にも自己犠牲にも縁がない。そんな彼女が、個性的な魔族たちに囲まれて何の冗談か魔王になるまでの約2ヶ月間(くらいだったはず)を描いたのが、この作品です。
結構なスプラッタ的描写もありますので、そういったものが苦手な方には注意が必要かと思いますが、面白かったです。
彩子とはかなり歪んだ主従関係を築くこととなるヴァン・ヘルシングも興味深いキャラでしたが、彩子の家庭教師となるエリマキトカゲのサルマ先生もお気に入り。
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