Good friends , good books and a sleepy conscience: this is the ideal life.
―――Mark Twain
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(掲載サイト:萱葺きの城 雪輪花菱様) 長編 連載中
没落貴族の娘・カテリーナは、過去に従兄弟で海軍中将のトリステンと結ばれるもすれ違いから破綻に至っていた。
自立を望み一人で生きていこうと決意する彼女だが、美貌の宰相・ティーリケと出会うことでその世界は一変する。彼の求愛を受け入れる形でティーリケの愛人となったカテリーナだが――。
ハーレクインのようにドラマチックな恋愛物語です。
舞台となるのは19世紀末から20世紀初頭にかけての欧州だそうですが、その時代に生きる貴族や王族たちの生活を生き生きと描かれる一方、自立を望みながらも周囲の荒波に翻弄される女性の姿をとても丁寧に書かれています。
見所は二人の男性から愛される三角関係のほか、カテリーナの境遇や母親の存在、ティーリケの過去など様々な要素が盛り込まれている。
トリスタンとティーリケもまた両極端な魅力を持つキャラクターなので、読む方によってどちらのキャラをイチオシにしたいかは分かれるところだと思います。
愛憎渦巻く世界にどっぷりと嵌り込むのがお好きなお姉さま方にとっては、非常にお好みの作品ではないかと(笑)
主軸となるのはやはり恋愛なのですが、ストーリーとしてはそれだけでは終わらない、他国をも巻き込んだ権謀術数なども話を盛り上げるファクターになっています。面白かったです!
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