Good friends , good books and a sleepy conscience: this is the ideal life.
―――Mark Twain
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(掲載サイト:SPINGO 佃木犬星様) 長編 完結
半身に「斑」を持つ少女、ナシ。
刻まれた経文を見世物にされ、孤独に生きる彼女はある日、謎の僧に襲われ、川へ逃れる。溺れていたナシを救ったのは、森如と嵐核というふたりの男だった。
斑の真実を知るため、ナシは彼らとともに旅立ち――。
和風ファンタジーの作品なのですが、舞台のモデルとなっているのは平安あたりの日本、なのでしょうか。
平安と聞いて私がまず思い浮かべるのは源氏物語なのですが、華やかな宮中の世界とはまた違う、地味で過酷な最下層の生活からまず話は始まります。
ナシという少女がまた可愛いんですよ。初めの頃は怯えて小さく縮こまり、おどおどしている子なんですけど、森如や嵐核と触れ合ううちにその心が少しずつほぐれていく。
傷つきながらも擦れたところのないナシに、男二人がだんだんと情が湧いてヤられちゃっていく過程が何とも楽しかったです(笑)
方や堅物、方や豪放磊落とまるでタイプの違う彼らが口げんかしているその後ろを、ナシがちょこちょことついて歩いている光景とか想像すると和むなぁ。
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