Good friends , good books and a sleepy conscience: this is the ideal life.
―――Mark Twain
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(掲載サイト:文よろず 由島 こまこ様) 長編 連載中
親友の家で見つけた不思議な石に触れた瞬間、スウは見知らぬ森にいた。
結界によって閉ざされたその森で、彼女は一人の無垢な少年と出会う。
邂逅に潜む意味をこの時はまだ誰も知らず、後にそれは二つの世界を巻き込む嵐と化し――。
ジャンルとしては異世界召喚系のファンタジーですね。
ただ、単純に異世界だけで進んでいくストーリーではなく、第2部からは現代であるこちらの世界も大きく関わってくる点がちょっと異色かなという印象を受けました。
主人公であるスウは異世界へ渡った際になぜか髪が真っ白に変わっていて、結界の張られた森に閉じ込められているために少年・デュークとしか親交が持てません。特殊な環境で育ってきたデュークは無垢であるからこそスウを拒絶することもなく、互いの孤独が共感するかのように仲良くなっていきます。
第1部のこの辺りは、裏や一歩先には暗い事情が控えてはいても、どこかほのぼのと温かみのある穏やかな日常が感じられました。
うーん、だからこそ後の展開や明かされる真実が辛くもあるんですよね。
重いテーマ性を持つ作品だからこそ、スウやデュークにはちゃんと平穏な幸福が訪れてほしいなぁとも思いました。
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