Good friends , good books and a sleepy conscience: this is the ideal life.
―――Mark Twain
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(掲載サイト:パールがきえるまで にじむら蓮子様) 長編 完結
普通の人には見えないはずのものが見える中学生、リン。
孤独を抱える彼女は、やさしく出迎えてくれる空気を求めて今日も「ビヨンド」を訪れる。
主人公であるリンと、喫茶店の店長・ルイ、そして黒猫のクロ。
ゆったりとしたビートルズの音色に包まれた喫茶店という閉鎖空間の中で、静かに綴られるお話です。
実際には喫茶店の中だけでストーリーが進んでいくわけではありませんが、やはりこのお話はビヨンドの中で始まり、ビヨンドの中で終わる――そんな印象を受けました。
これは、いわゆる幽霊の見える女の子の出会いと別れ、成長の話なのですが、同時にルイの再生の話であり、クロとサユリの旅立ちの話でもあるのかな、と思ったりもします。
とても優しくて、少し切なくて、クロの言葉ではありませんけれど、前を向いて生きていこうと思えるような、そんな素敵なお話です。
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