Good friends , good books and a sleepy conscience: this is the ideal life.
―――Mark Twain
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(掲載サイト:OUTFLOW 蔵本阿久里様) 長編 連載中
殺し屋を生業とし裏の世界に生きる男ウォレンと、恋人の束縛から逃れられず、別れ話を模索する女エリザベス。
ワシントンDCを舞台として描かれたクライムアクションストーリー。
主人公は殺し屋、クライムアクションというだけあって、作中では銃撃戦が繰り広げられたりマフィアが登場したりと血なまぐさく凄惨な事件も多く起こります。が、裏腹に、エリザベスが身を置く表の世界ともいうべき穏やかで平和な日常が垣間見れる描写も差し挟まれていて、そうした部分の明暗も印象的な作品です。
エリザベスも芯の強い女性で、過去に捕らわれずに前向きに生きようとする姿勢には好感を抱きました。
土壇場でパニックに陥らず、何とか理性を引き止めておける。かといって動揺しないわけでも、簡単に振り払うこともできない、そうした「普通」の部分もちゃんとある。
恋愛的なエピソードも含みますので、今後はウォレンとエリザベスの関係も更なる進展が見られるのかなぁと楽しみにしています。ウォレンの空白の過去、NY時代も気になるところで――何があったのか、とか。
アクションシーンにも拘っているのでしょうか。
無敵のヒーローは登場しません。あっさりと流すわけではなく、じっくりと描かれる銃撃戦などの描写が作品に重みを与えているのかな、と思います。
アメリカのクライムドラマのような雰囲気も感じられる作品で、今後の展開が待ち遠しい作品です。
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